30kgの荷物と聞いてどう思われるでしょうか?
皆さんは、30kgの荷物と聞いてどう思われるでしょうか?
腰の負担が気になる方も多いと思います。
大手宅配便会社では配達を依頼できる重さが30kgまでとなっています。
しかし、米袋は小売販売を除いて30㎏袋が当たり前です。
1俵60㎏の半分だから30㎏。この由来から始まったのでしょうか。
しかし、1人で持って運ぶにはちょっと厳しい重さです。
30㎏は9歳(小学4年生)の平均体重です。けっこう重たいです。
当社は1日に100袋以上の米袋を運ぶ日もあります。
女性が継続作業で持ってもよい重量物の上限値は労働基準法で20㎏となっています。
男性は法律上の制限はないもの、継続作業で取り扱う重量は、「体重のおおむね40%以下になるように努めること」と指針を出しています。例えば体重が60kgであれば、扱う重量は24kg以下が推奨されているということになります。
現行、農協へ玄米を出荷する専用袋はいまだに30㎏です。
当社は現在30㎏袋を使用しています。運送会社へ依頼する際に手積み・手下ろしは敬遠されており、引き受け業者選定に苦慮しています。
また、当社の代表は60歳を過ぎており、体力的に厳しくなっているため、
今年から20㎏の導入を始めました。
米穀の商慣習に関する意見交換会
米穀流通における包装の量目に関する検討について
30 ㎏紙袋の見直し 参照
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kansyu.html
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