お米の成長

日本人の米離れは深刻!?あなたは米を食べていますか

日本人の米離れは深刻!?

農林水産省の調べによると1人あたりの米の消費量は、

昭和37年度には118kgの米を消費していたのが、令和5年度にはその半分程度の55kgにまで減少している。

また、米の需要量は毎年約10万トンずつの減少傾向にあり、米離れが加速する一方である。

米農家としては悲しく耳が痛い話である。

なぜなら、売れない→価格が安くなる→収益が下がるのスパイラルに陥るからである。

その理由はなにか…

食生活の多様化

近年、日本の食生活は多様化しており、パンや麺類、外食など、米以外の食品が普及し広く受け入れられています。

特に若年層や都市部では、米よりも洋食や外国料理を好む傾向が見られています。

ライフスタイルの変化

仕事や生活環境の変化により、忙しい現代人の間では、炊飯時間が取れない、米の炊き方が手間であるなどの理由から、調理の手軽さを重視する傾向があるようです。

健康志向

健康志向の高まりにより、低炭水化物ダイエットやグルテンフリーなどの食事スタイルが広がっています。

これにより、米の消費量が低下することがあるようです。

食文化の変化

若者を中心に、米食が伝統的な食文化とはみなされなくなりつつあります。 多様な食文化が入り混じる中で、和食の重要性が低下しているという背景もあります。

 

今後は米の魅力を発信し、米離れの抑制や、米の消費拡大につながるよう取り組んでまいります。

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